P-U33K
《前期》一般大型車(P-U33K)が21輌で、練馬・北・江東にそれぞれ7輌ずつ導入された。前回のT代前期がP-U32Kの5E車体で導入されたのと比べると、型式が新しくP-U33Kとなり、ボディも一般車初の7E車体が採用された。エンジン型式は同じだが、シャーシ基本寸法などを一新したモデルである。既にS代後期で都市新バス仕様として導入しているP-UA33Kのリーフサス一般車タイプ版といった車になった。座席配置も試験的に変更され、扉側の優先席を仕切板付き横向きタイプに変更したが、運転席側は従来通りの前向き座席とした。
《後期》一般大型車(P-U33K)が江東に7輌導入された。上記の共通の変更点以外はほとんどなく、いすゞ車同様降車ボタンの発光部がLED化された程度である。また、V585・V586はMAT試験導入車である。
なお、翌年度より排ガス規制強化とともに日産ディーゼルはUA440系列にモデルチェンジしたため、この型式は都営バスではV代のみの存在となり、非常に珍しい存在であった。
▲F-V564 [塩]
▲F-V566 [饂飩]
▲F-V568 [塩]
▲L-V568[]
▲F-V570 [塩]
▲N-V573[はた]
▲N-V575[oka]
▲N-V576 [饂飩]
▲N-V577[はた]
▲L-V578 [塩]
▲L-V578 [饂飩]
▲L-V579 [塩]
▲L-V582[oka]
▲L-V585 [饂飩]
▲L-V590[]
▲L-V591[]
P-RA53TE[貸切]
観光車(P-RA53TE)が1輌江東に導入された。いすゞと同じく富士重のHD1型ボディを架装している。都営バスでは最後の日産ディーゼル製貸切車となった。