P代~T代の3世代が移籍した。2120は市内循環に使われたときの姿。誤乗防止の為に茨交初のカラー方向幕を採用した系統である。運行当初は背面に方向幕の代わりとして停車停留所を書いた布を掲出し、誤乗防止に努めていた。
当初は勝田に所属し、水戸市内にはあまり姿を見せなかった。その後平成17(2005)年に高速バス路線拡充に伴う接続バス専用車として大子に転属するも、短期間で茨大前に転属し市内循環線専用車となった。その際、方向幕は勝田時代のものに市内循環線用カラー幕と出入庫用を追記しただけだった。最末期は再び大子に転属した。
2121は当初大宮所属。また乗降方式表示板が茨交自社発注車と同じ「うしろのり」だった。大子に転属するも、平成18(2006)年の市内循環線運行開始に伴い専用車として浜田に転属した。
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10は笠間所属。水戸200 ナンバー切替後、茨交では最も若い番号で登録された。2120,2121 と同様、前面方向幕周りが青色になっている。都区内出身のため、先の2台とは側面幕位置が異なる。10, 11, 18 は茨交で活躍した期間も異なり、10 はかなり早期に廃車になったようだ。18は平成22(2010)年に廃車され、最後まで残った11 は平成24(2012)年に廃車解体となっている
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266~268は昭和63(1988)年度導入のT代。茨交移籍時に、都営時代には車体に取り付けていたフロントナンバーをバンパーに移動。前扉脇のスピーカーは撤去していない。なお、茨交ので使用している車外スピーカーは都営とは異なる方式のため、サイズが都営より大きい。267は同期車よりも長生きし、平成25(2013)年まで生き残った。
268は運用離脱後に茨城県警との合同によるバスジャック対応訓練として使われ、そのときの様子が茨交公式サイトに掲載されていた。
P829水戸22あ2120
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