平成30(2018)年6~8月頃の元都営バスの新規登録動向を中心に紹介しよう。
→平成30年春の動向
→平成29年冬の動向
→平成29年秋の動向
→平成29年夏の動向
→平成29年春の動向
2016年度以前の除籍車で未登録のまま残っている車はH190, 584, 591となっている。
※元局番については独自調査のため、元局番を含めた表の内容を利用される場合は出典の明記を願います
網走バス
H代MPが2輛登録され、市内線向けに走っている。みんくるモケットはそのまま。前年のK代MKに続き、元都営の大型車の配置が復活した。
▲北見200か444
事業者 | 社番 | 登録番号 | 型式 | 元局番 | 備考 |
網走バス | 北見200か444 | KL-MP37JK | H164 | H30.6登録 | |
網走バス | 北見200か445 | KL-MP37JK | H167 | H30.6登録 |
福島交通
春に続き、H代MPが追加で2輛登録され、累計6輛と長崎県営や仙台市営に並ぶ規模になった。
事業者 | 社番 | 登録番号 | 型式 | 元局番 | 備考 |
福島交通 | 福島230あ8011 | KL-MP37JK | H161 | H30.6登録 | |
福島交通 | 福島230あ8012 | KL-MP37JK | H162 | H30.7登録 |
新常磐交通
登録待ちだったMK3輛が登録され、この時点までに移籍した車は全て再登録された。これまでの累計で、H代HRは10輛、K代HRは6輛、K代MPは4輛と新常磐の中でも元都営は一大勢力となっている。
18/9
常交のKK-MKノンステ
検索しても引っ掛からないので、最近になって運用入りしたクルマなのでしょうか…?新常磐交通 いわき200か739 ← 東京都交通局 C-K599(推測) pic.twitter.com/xtB6gq1fht
— 舟見町 (@NE_LV288L) 2018年9月10日
▲舟見町さんのツイート
事業者 | 社番 | 登録番号 | 型式 | 元局番 | 備考 |
新常磐交通 | いわき200か734 | KK-MK27HM | K610 | H30.6登録 | |
新常磐交通 | いわき200か738 | KK-MK27HM | K596 | H30.7登録 | |
新常磐交通 | いわき200か739 | KK-MK27HM | K599 | H30.7登録 |
三重交通
HRに続き、H代MPが1輛登録された。移籍車の導入は珍しい事業者と言えるだろう。桑名所属となっている。当初から運転手募集のラッピングが貼られており、モケットは新しくなっている。
▲三重200か1570[ほーえい]
事業者 | 社番 | 登録番号 | 型式 | 元局番 | 備考 |
三重交通 | 2355 | 三重200か1570 | KL-MP37JK | H165 | H30.8登録 |
とさでん交通
春に続き、改造が済んだJPが順次登録された。希望ナンバーで連番となっており、9月上旬までに7輛が全て登録されている。
事業者 | 社番 | 登録番号 | 型式 | 元局番 | 備考 |
とさでん交通 | 高知230あ907 | KL-JP252KAN改 | K556 | H30.6登録 | |
とさでん交通 | 高知230あ908 | KL-JP252KAN改 | K558 | H30.6登録 | |
とさでん交通 | 高知230あ909 | KL-JP252KAN改 | K561 | H30.6登録 |
サンデン交通
最後まで残っていたMK1輛が7月に登録された。長門分所所属で山口ナンバーとなっており、下関市街には基本的に姿を現さないようだ。
▲山口230あ5231
事業者 | 社番 | 登録番号 | 型式 | 元局番 | 備考 |
サンデン交通 | 山口230あ5231 | KK-MK27HM | K601 | H30.7登録 |
熊本バス
初の移籍先で、MKが2輛登録された。みんくるモケットはそのままとなっている。
▲熊本200か1529[都]
事業者 | 社番 | 登録番号 | 型式 | 元局番 | 備考 |
熊本バス | 熊本200か1529 | KK-MK27HM | K594 | H30.6登録 | |
熊本バス | 熊本200か1532 | KK-MK27HM | K595 | H30.7登録 |
鹿児島交通
長らく移籍待ち状態だったH代が登録されており、順次営業についている。H代大型で残るはH190のみとなった。
ただし、ナンバーが交付された登録状態もいつから営業を開始するかは車によってまちまちだ。
事業者 | 社番 | 登録番号 | 型式 | 元局番 | 備考 |
鹿児島交通 | 鹿児島200か1988 | KL-LV834L1 | H133 | H30.6登録 | |
鹿児島交通 | 鹿児島200か1989 | KL-LV834L1 | H144 | H30.6登録 | |
鹿児島交通 | 鹿児島200か1994 | KL-HR1JNEE | K568 | H30.7登録 |
引退車
春夏で羽後交通や震災支援の宮城交通の車の解体が複数確認されている。以下に運用離脱・解体された車を示す。
P-規制で残る営業ナンバーは東陽バス、大井川鉄道(大鉄アドバンス)、道南バスの3輛のみとなった。
これ以外にも抹消された車があるかもしれない。
引退車
事業者 | 登録番号 | メーカー | 型式 | 元局番 | 備考 | |
熊本都市バス | 熊本200か211 | 日野(日野) | P-HU233BA | V623 | H30.6抹消 | |
熊本都市バス | 熊本200か212 | 日野(日野) | P-HU233BA | V625 | H30.5抹消 | |
秋田中央トランスポート | 秋田200か332 | いすゞ(富士) | U-LV324K | W666 | H30.5抹消 | |
阿寒バス | 釧路200か81 | 日野(日野) | U-HT2MLAA | W760 | H30.7頃抹消 | |
秋田中央交通 | 秋田200か351 | いすゞ(IKC) | U-LV324K | W132 | H30.5抹消 | |
岩手県北(南部バス) | 八戸200か261 | いすゞ(IKC) | U-LV324K | X413 | H30.6抹消 | |
岩手県北(南部バス) | 八戸200か265 | いすゞ(IKC) | U-LV324K | X424 | H30.8抹消 | |
羽後交通 | 秋田200か350 | 日野(日野) | U-HT2MLAA | X490 | H30.7抹消 | |
大分バス | 大分200か160 | 日野(日野) | U-HT2MLAA | X302 | H30.7抹消 | |
大分バス | 大分200か158 | 日野(日野) | U-HT2MLAA | X504 | H30.7抹消 |
士別軌道
旭川200か243 P-HT233BA(V554) 抹消 ※元都営全廃
阿寒バス
釧路200か81, 82 U-HT2MLAA 抹消(83は不明)
※81, 82は休車状態で本社に留置。三菱は生き残り
南部バス
八戸200か269 U-LV324K(X430) 2018.5解体
八戸200か318 U-LV324K(Y654) 2018.5解体
八戸200か322 U-LV324K(Y653) 2018.5解体
羽後交通
秋田200か190 U-HT2MLAA(W192) 2018.2解体
秋田200か257 P-U33K(V591) 2018.3解体
秋田200か269 U-LV324K(W677) 2018.夏解体
秋田200か254 U-LV324K(W679) 2018.3解体
秋田200か301 U-HT2MLAA(X490) 2018.9解体
秋田200か569 U-LV324K(Y714) 2018.夏解体
※W代のうち秋田200か167, 185(訓練車)は生き残り
秋田中央交通
秋田200か351 U-LV324K(W132) 2018.7解体
新鉛商会
岩手230こ2619 U-MK517J(X941) 2018.1解体
宮城交通
宮城200か2539 KC-HU2MLCA(E432) 2018.夏解体
仙台200か308 KC-HU2MLCA(E430) 2018.夏解体
仙台200か337 KC-HU2MLCA(E438) 2018.夏解体
茨城交通
水戸200か455 U-UA440HSN(X555) 2018.8解体 ※元都営全廃
熊本都市バス
熊本200か211 P-HU233BA(V623) 2018.3解体
熊本200か213 P-HU233BA(V625) 2018.2解体
熊本200か314 U-HU2MLAA(X618) 2018.3解体
大分バス
大分200か104 U-UA440HSN(W222) 抹消
大分200か155 U-HT2MLAA(X401) 2018.1解体
大分200か154, 176~178, 181 U-HT2MLAA(X300, 487, X492~494) 抹消?