康栄観光バスは、大田原市を本拠とする観光バス会社で、東野交通の廃止により大田原市営バスの運行を受託し、自治体バスとして路線バスも運行している。これ以外には、栃木県北地域各地の特別支援学校のスクールバス運行を受託しているほか、大田原市営バスをスクール化した国際医療福祉大学の送迎バスも運行している。
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都営バスからは2輛が移籍し、都営バスの塗装のままでステッカーを貼っただけとなっている。一旦中古流通を止めた後のB代車かつ都市新バスの移籍とあって、都営バスの見た目での動態保存とも言える貴重な存在だった。
方向幕は使っておらず、各面の行先表示の部分に市営バス名のプレートを貼り付け、行先は路線名が書かれたマグネットを貼って済ませている。平成23(2011)年4月より国際医療福祉大学スクールバス化により用途変更され、行先部の表示や車体表記が変えられた。
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長らく活躍したが、38号車が平成29(2017)年頃に、39号車が令和元(2019)年5月にそれぞれ車検満了により引退している。