琉球バス(平成17年に第一交通産業傘下に入り琉球バス交通に改称)の元都営第一弾として登場したのは日野一般車7台で、平成9(1997)年頃のことだった。
自社仕様と合わせて前扉しか使わないことから中扉を溶接し、ステップ部分に蓋をしてその上に座席を設置。さらに一部の一人がけ座席を廃車発生品等の二人がけ座席に交換した。側面方向幕は使用せず、その代わりサボ受けを設置して路線を表示している。
沖縄の路線バスの方向幕と側サボは経由地を縦書きにするのが特徴だが、さらに補助案内板を多用するのが特徴である。
ワンマン表示をダッシュボードに移し、その部分に「牧志」と掲示。「牧志」は国際通り経由を意味するが、経由しない時間帯はワンマン表示に差し替えたり、補助案内板を別表示にしていた。平成21(2009)年までに全車引退となった。
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