平成11(1999)年移籍の日野中型車。乗客数の減少とともに移籍車もこの時期は中型が中心になり、元都営は少数派に留まった。
いすゞと同じく方向幕の移設は行われていないが、後にLED 化されている。元々は築地市場専用車だった3台が移籍した。都営時代は匂い・水対策で特殊なビニール地シートだったが、移籍に際しては他車と同じく暖色系モケットに張り替えた模様。
日立電鉄バスはLED 化が比較的早い事業者で、移籍後は経年の浅い車を中心にLED 改造が早く進んだが、平成9 年までの自社導入は幕のまま残った。
比較的長く活躍したが、13号車が平成20(2008)年に廃車され、9号車が平成23(2011)年、最後に残った15号車も平成24(2012)年に解体された。