平成15(2003)~16(2004)年頃に三菱ボディばかり大量に移籍した。368, 372号車は機械式AT車。369号車のように後付けでアイドリングストップを増設し、その印のエコツムリが前面方向幕脇に残りっぱなしの車もいた。
改造内容としては、ロールカーテン増設や中扉下部に巻き込み防止ガードを取り付けるほか、足元灯を前扉と中扉上部に増設が挙げられる。また、背面方向幕は当時使用していなかったため、幕窓を黒で塗りつぶしていた。中扉の4枚折戸は寒冷地を走行することもあり、季節よって半開(2枚)と全開を選択できるようになっていた模様。
478号車のように運転席側の側面下ルーバーが小型だが、一部に大型タイプを取り付けている車も存在した。
595号車は福島交通100 周年記念塗装車で、ベースとなるベージュはそのままに、軽快な雰囲気を醸し出す緑と空色の使い、バンパー部分も塗り分けるなど意欲的なデザインだ。残念ながら移籍ではこの1台に留まる。
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機械式ATの368号車のように平成21(2009)年に早期離脱した車もいるが多くは長生きした。平成26(2014)年頃から引退が進み、平成28(2016)年夏秋までに姿を消した。
W235福島200か378
X351福島200か380
X479福島200か484