JRバスの中でも外観が特徴的で、"REDLINER" の赤一色の塗装を早くから採用した同車。路線車は'90~'00 年代にかけてコスト削減のため移籍車が採用されており、早い時代に元都営バスが移籍したものの、1度きりの5台に留まった。
全ていすゞの「グリーンライナー」用都市新バス車となっている。
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平成8 年に合わせて5 台が登場した。全て大塚所属の都市新バス仕様車で、九州の事業者では初めての都営バスからの移籍となった。同時期に四国にも同型車が移籍しているのは偶然だろうか。当初は「世界炎の博覧会」の輸送用に嬉野に5 台全てが所属し、頭の2台は会期終了後に鹿児島に転出した。
鹿児島では市街地~郡山方面の輸送に活躍した。5901 は平成16 年春に、5902 は平成15 年春にそれぞれ引退している。
5903は福岡に転出し、福岡~直方方面の路線などに入った。博多駅に顔を出す唯一の元都営でもあった。平成15年夏に引退しており、いずれの車も7~8年しか使われなかった。5904, 5905は嬉野にそのまま残り、武雄~嬉野~彼杵などの輸送にあたった。平成16 年に2 台とも引退し、元西武バスに主役を譲った。
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P251531/5901/鹿児島22き889
(しゅう)