茨城交通へ移籍した都営の富士重7Eボディ車は割と多かったが、V代のP-規制車も含まれているため、U-規制のいすゞ車は3輛に留まる。モデルチェンジに伴い、V代いすゞ車に比べて車高が低くなり、富士重ボディ車もエアコンがビルトインタイプ採用でスマートなスタイルになった。また、フロントナンバーに金属製のフレームが取り付けられている。
311は移籍時は茨大前所属。茨城オート統合後の平成24(2012)年に鯉渕へ転属するも、晩年に再度茨大前所属となった。茨大前ではT 代5Eいすゞ車からしばらくぶりに元都営大型車の配属となった。
326は勝田所属。こちらはフロントナンバーを台座をかまさずに、バンパーに直付けされている。ライトベゼルは移籍時は黒色だったが、後に銀色に塗られた。他車に比べて調子が悪かったのか、平成23(2011)年に廃車となった。