熊本県北部の小さな公営事業者。昭和40 年代までは事業も盛んだったが、モータリゼーションや石炭産業の斜陽化に伴い乗客は急速減少した。路線再編などで合理化を図るも、市は運行の撤退を表明。平成16(2004)~ 17(2005)年にかけて全系統が熊北産交(現・産交バス)に車とともに移管された。
経営的に苦しくなった'90 年代後半には新車のペースが落ち、元都営が移籍することで補った。最終的には15台中8 台が元都営バスとなっていた。
いすゞ大型は平成10(1998)年度の移籍の3メーカー6台のうちの1台。後に産交に移籍している。