元都営は平成10(1998)年~平成11(1999)年に3台が登場した。車両は左側通行化で日野が指定された事から、路線車は多くが日野となっている。移籍車は会社環境の厳しさからか早くから導入されていた。
既存車の仕様に合わせ、中扉を完全に撤去してトップドア車に改造しているのが大きなポイントである。引き戸の戸袋窓が名残。車内も2 人掛け主体が並ぶスタイルになった。長持ちする会社なだけあって、不調で平成22(2010)年に廃車された17号車を除き、685号車は平成28(2016)年まで、28号車は令和元(2019)年まで活躍した。28号車は都営で唯一昭和・平成・令和を営業ナンバーで駆け抜けた車となった。