スケルトンボディへとフルモデルチェンジされた日野車のRTシリーズが7台移籍した。
側面方向幕の移設方法が車と時代によって異なる。1781 号車は戸袋前に設置された側面方向幕を取り外し、中扉直後直後の車掌台引き違い窓を埋めて方向幕を設置して窓は2枚目に移設。元の2枚目の窓を元の側面方向幕の場所にはめ込んでいる。
なお、方向幕移設に際してはモノコック車時代にはなかった側面幕の下部の小窓が一部除き設置された。一部の車は埋まっていたが、改造した工場の違いだろうか。
平成6(1994)年後期の移籍からは前面方向幕回りが黒いN代後期も移籍するようになった。1784号車と比べると側面の改造が異なる。
1825号車はM代車にもかかわらず前面方向幕の幕周りが黒い。これ以降の黒いガラスプレートをはめ込んだ日野車のデザインに合わせてみたのだろうか。
1821, 1825号車とともに同世代の日野の中でも長生きし、平成18(2006)年に廃車となった。