日野のR代が平成10(1998)年登場の熊本市営バスの都営移籍車第一号となった。'90 年代後半の新車が少なくなった時期を補うように登場し、都営が初の移籍例だったようだ。
熊本市営時代は基本的に車ごとに路線は固定だったようで、したがって路線を示す動物のプレートも頻繁に入れ替わるものではなかった。
いずれも使われたのは7年程度で、平成17(2005)年~ 18(2006)年にかけて抹消されている。
3258~3260は熊本けいりんの送迎バス専用車。市営の塗装とは異なるほか、側面方向幕の移設も行われていない。これら3 台は平成18(2006)年に引退し、元西武バスの3 扉車がデビューした。平成27(2015)年には観光専業の菊南プラザバスの観光車に移管されるも、平成28(2016)年の熊本地震で本場開催は長らく休止中で、送迎バスも運転されていない。
S122熊本22か3250