都営バス資料館

方向幕・品川 平成20年4月~平成21年3月

平成20年4月の改編で、港南のはとバス委託や渋谷からの一部移管により所管の持ち替えが起こったため、3年ぶりにまたも全交換となった。所管数の増大に伴い、99コマ無駄なく使われているのが特徴。今までにないマラソン対応の臨時幕や貸切系統の整備がされているのも特徴である。
また、全て品川駅(高輪口)・品川駅東口(港南口)という表記に改められた。東口という表記は都営バス独自のもので、港南口の再開発に伴い利用客が大幅に増え、利用客から東口表記の意味を問われることが多くなったためのようだ。
ただし、指定ミスも存在し、前面の経由地表記が行き先と同じ大きさになっていたり、深夜バスが白地になってしまっていたりと残念な部分もある。
また、ビッグサイト臨時については東京駅のみ用意され、豊洲駅・浜松町駅発着や[臨04]も抹消された。

・03,04はLED の系統番号にはある「-2」表記がない。また、片側だけ側面が「品川駅東口」のまま残っている。
・11は本改編で大井埠頭発(安田倉庫経由)が廃止されたため、片道のみ用意されている。前面幕がついに「大井埠頭バンプール」と正式表記になった。
・15も定期運転のある片方向のみとなった。18, 19は側面の経由地の表記がだいぶ増えた。
・22~24は深夜バスながらミスで白地になったため、デザイン自体は20,21と同じ。24は最終便のみの運行で、23で代用していたのを分離して専用の表示とした。28も24と同様、[井92]の入庫用として新設された。
・31は側面のみ系統番号が「品96循環」になってしまっている。また、前面の循環の書き方も変更。
・44,59,75はマラソン等の道路規制用。前面に橙時で「臨時」の字が入るが、側面は通常と変わりない。
・49は新規に用意された契約輸送用の表示である。
・52,53の第一京浜経由は、側面の枠線も黒色になった。また、54は「都立高専」になって「前」がとれた。[品93]の第一京浜経由品川駅行きは定期運行がなくなったため、幕から抹消された。
・72は前面・背面が「品川駅・五反田駅」と品川駅も大きく書かれるようになり、分かりやすくなった。
・78は側面の「東京駅」が大きく書かれ、横に「丸の内南口」が小さくなっているのが面白い。
・83,84は港南から引き継いで、側面は白地にレインボーブリッジの表示がなされているが、黒枠の囲みはなくなって心持ち橋のイラストが小さくなった。
・93も交通規制用だが、側面経由地が六本木駅だになっている。前面の力の入れ具合とは対照的だ。
・94,95は渋谷車庫で休憩するときの出入庫用。96,97は前面の途中経由地の「赤羽橋駅」が行き先と同じ大きさになっている。





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