都営バス資料館

無版:貸切・送迎

前面

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① ここからは代表的な貸切系統を取り上げる。①は品川に常備されているコマで、かつては[反96折返]として営業運転を行っていた。御殿山ガーデン付近はループ状で折り返しているが、循環と言うほどではなく、循環と表示している意味は不明。
② 田町駅東口と芝浦地区のピアシティビルの送迎。平日に運行される。関係者専用だが、専用の表示が用意されている。
③ 平成21年5月まで都営が運行していた田町駅東口~ループXを循環していたバス。ループXはレインボーブリッジの脇にある芝浦のビルで、現在は大新東に運行事業者が代わった。
④ 平成21年3月まで都営が運行していたかえつ有明中高の送迎バス。学校と月島駅をノンストップで結んでいた。かなりの太字なのが面白い。方向幕は水色地に、校章までデザインされた特別な内容だったが、さすがにLEDで校章は表現できなかったようだ。
⑤ 江戸川に常備されている内容。葛西駅とイトーヨーカドーを直行で結ぶ便で、[葛西21]と競合するがこちらは無料。
下には「田町駅~トヨタ」「品川駅~トヨタ」の内容があるが、これは芝浦にあるトヨタ(トヨタアドミニスタ等)への送迎用。一般客の誤乗を防ぐため、わざと前面・背面は「貸切」表示になっていて、側面しか表示されない変り種である。
⑥⑦⑧ これ以外の貸切系統については、その時々のイベントのたびに内容が入力されて各車庫から応援に来た車が表示するものである。特に平成19年頃からは単なる「貸切」ではなく、イベント時の輸送においてはLED車が限定で集められ、LEDの特性を活かして専用の表示を行うことが多い。
⑨ 大井競馬場のトゥインクルレース開催時の直行系統。かつては[品93]表示だったが、無料バスとなるため平成22年4月より「貸切」表示に改められた。高輪口・港南口の表記がないが、どちらに発着しても良いよいにしているためだろうか。
⑩ 各営業所に用意されている。普段目にする機会はなかなかない。音声合成表コードの一覧にはないため、通常の手順では出せないようだ。
⑪ 各車庫とも4つの隠し番号が用意されていて、何もない状態では「観光1」~「観光4」が出る。各営業所から車を出す臨時運行の場合は、この部分に表示を入れることで各車庫共通の表示を実現している。番号自体は使いまわしのため、イベントの度に上書きされていく。これらの行き先コードについては、幕車の場合は「都営バス」表示となるように、「都営バス」表示の幕番2桁+下1桁が1~4、という番号にこれらの表示が割り当てられるようだ。
⑫ 大井埠頭を使って使われた自転車レースの送迎用。貸切の系統枠を流用している。
⑬ 六本木地区の3月開催のアートイベント用の輸送。貸切扱いなので無料で乗れるが、数社の貸切バスが輸送にあたり、何と各ターミナルと六本木地区の間が終夜で運転される。平成22年は都営は観光車のみ、平成23年は震災で中止されたが、平成24年は渋谷駅~六本木会場は渋谷の路線車が輸送にあたり、専用のLED表示を用意した。
⑭~⑯ 東京ビッグサイトでの最近の貸切送迎輸送をいくつか。国展系統とは異なり、主催者の貸切なので無料で乗車できる。いずれも東京駅発着となっている。
⑰ 真っ白なのでは? と思うかもしれないが、実はこれ、試験点灯用の表示。全てのドットが点灯し、終車・終前の緑・赤の周囲のドットも含めて光るようになっている。
⑱ 平成25年春からの御殿山ガーデン貸切。文字配置が変。
⑲⑳ ダイヤビル送迎バス。江戸川→江東へと移管されているが表示は特に変わっていないようだ。

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