所管系統数が多さゆえ、99コマを使い切っている。幕順は昭和63年の葛西臨海公園駅開業でほぼ完成されており、だいたい番号順に並べられていて、合間に共通の出入庫コマが挿入されている。臨海は前面や背面の経由地表記が丁寧に書かれているのが特徴。
・03, 04は[西葛20甲]、01, 02, 05, 06は[西葛20乙]だが幕では区別していない。05, 06は西葛西駅発着の出入庫にも使われる。
・13は前面・背面は三角形状に西葛西駅・なぎさニュータウン・コーシャハイム南葛西が並ぶ独自デザイン。
・22~25は[新小22]の出入庫。始発・最終時間帯にのみ運転されるだけだが、往復の表示が完備されていた。
・26はかつての名残を残す最終のみ運行で、27は平成4年頃に定期運行が消滅したが、幕には残っていた。
・31, 32は[錦25]の出入庫のほか、葛西駅から東小松川車庫に出入する運用にも使われる。船堀駅到着後は38に変わる。
・38は平成3年3月の東小松川分駐所の開設に伴い開設された。無番表示で、短距離のため往復兼用。98にもあるのは謎。
・43, 44は[葛西21]開業に伴い使用停止。
・51, 52は28, 29に同じ。使う機会が多いため、複数個所に置いてある。
・春江町は「終点」が省かれている。
・64は始発時間帯のみ運行があるが、63は幻の存在である。
・71, 72は平成10年に[船28]に変更し使用停止。
・86, 87は僅かに平成12年まで運行されていた系統。
・88~91は平成11年の開通により上書き。
平成11年以前は、以下のコマが異なっていた。
◆[臨海28]は、平成5年の変更以前は[新小29]表示。
◆14, 15…[上26]亀戸駅→上野公園、上野公園→亀戸駅が入っていたが、平成3年に撤退。平成8年3月にビッグサイト臨に上書き。
◆69…[新小29]葛西臨海公園駅-コーシャハイム南葛西。往復兼用。平成5年頃に88, 89に移動。
◆70…[新小29]葛西臨海公園駅-臨海車庫。往復兼用。平成5年に往復別々のコマにして[西葛20]表示となる。
◆71, 72…W代車など一部のみ、平成11年に[船31]船堀駅→小岩駅、小岩駅→船堀駅の表示に上書き。
◆78, 79…平成8年に延伸により東新小岩三丁目から四丁目に変更。
◆88, 89…[錦28]東大島駅→錦糸町駅、錦糸町駅→東大島駅。平成2年の撤退で使用停止、平成5年頃に[臨海28]葛西臨海公園駅→なぎさNT、なぎさNT→葛西臨海公園駅に変更。平成11年に[葛西21]に上書き。
◆90, 91…[艇08]競艇場→新小岩駅、[艇09]競艇場→亀戸駅。平成11年に[葛西21]に上書きされ[艇08]は99に移動。[艇09]は消滅。
◆93, 94…[晴02]晴海会場-東京駅南口、[晴03]晴海会場-東京駅八重洲口。平成10年に[船28]に上書き。
◆96, 97…[深夜]西葛西駅→コーシャハイム南葛西、コーシャハイム南葛西→西葛西駅。かつては往復兼用だったが、平成3年頃に往復兼用にして13に移設。その後もしばらく残っていた。平成10年頃に「都営バス」、「(白)」に上書きされたが、それまで都営バス表示はどこに存在したのかは謎。