担当営業所
品川営業所
運行区間
系統 | 区間 | 距離 | 備考 |
本 | 品川駅東口~五色橋~汐路橋~フジテレビ~テレコムセンター駅~東京テレポート駅 | 9.880km |
年表
系統 | 年月日 | 営業所 | 距離 | 概要 |
虹02 | H12. 4. 1 | 品川・目黒 | 9.880km | 品川駅東口~東京テレポート駅が開通 |
虹02 | H13. 4. 1 | 品川・目黒 | 9.880km | 品川駅東口~お台場海浜公園駅間を各駅停車にする |
虹02 | H13. 8ごろ | 品川 | 9.880km | 品川の単独所管となる |
虹02 | H14.12. 1 | 品川 | *** | 品川駅東口~東京テレポート駅を廃止 |
路線概要
品川駅東口から[田99](港南の項を参照)と同じように港南中学校から首都高下の海岸通りに入り、北上して潮路橋を右折して[虹01](港南の項を参照)に合流する。そこからはレインボーブリッジを渡り、現在の[海01](深川の項を参照)と同じく、フジテレビ・船の科学館駅・テレコムセンター駅とお台場地域を一周して東京テレポート駅が終点となる。草色地の方向幕が特徴的である。
歴史
現在は全通しているりんかい線(新木場~大崎)。その開業・延伸は当初予定よりも遅れたものになっており、全通までのつなぎ役として城南地域からお台場へのダイレクトアクセスが交通局のプランでも謳われていた。その結果開通したのが、この[虹02]である。
平成12年に開通した当初は品川駅東口を出た後、お台場に入るお台場海浜公園駅前までノンストップであった。しかし通過する港南地区には朝夕のみ運行の
[田99]しか走っておらず、周辺住民への利便性を高めるために1年後には経路上の各停留所にも停車するようになった。ダイヤ改正も行わず、お台場へのアクセスとしては穴的存在だったが、平成14年12月のりんかい線全通により全廃されてしまった。同時に品川駅東口から[海01]も撤退し、品川駅~お台場へのバスが2系統とも廃止されることとなった。このときより代替として[田99]は日中も運行するようになったが、後にちぃばすの影響もあり再び朝夕のみに縮小した。
りんかい線と経路が被っている京急バス(大井町駅~台場循環)が今でも元気に走っているところを見ると、りんかい線に東京都も出資しているということが大きいのかと思ってしまう。さらに、現在では港区の手でお台場レインボーバス(品川駅港南口~台場地区)が開通しており、事業者は違えど利便性は確保されている。
一応、平成18年4月より[波01出入]としてほぼ同じ経路で復活したが、出入庫ということもあり本数は非常に限られている。鉄道では品川駅には直接出られないこともあり、隙間を埋める路線として今後にも期待したいところだ。
所管だが、当初は品川・目黒(港南支所)の共管で開通したが、1年半後にダイヤは変わらず品川の単独所管となった。特に乗客向けの明確な告知は行われず、いつの間にか所管が変更していた感じである。これに合わせて、品川の車の一部(X代車)にはお台場地区が青信号で通りやすくなる信号優先システム(PTPS)搭載車を示す虹装飾がつけられていた。