都営バス資料館

陽20

[陽20]

担当営業所

江東営業所

運行区間

系統 区間 距離 備考
東陽町駅~江東高齢者医療センター~南砂町駅~旧葛西橋~東大島駅

年表

系統 年月日 営業所 距離 概要
陽20 H19. 3.26 江東 3.640km 東陽町駅~江東高齢者医療センター(循環)が開通、平日昼のみ
陽20 H21. 4. 1 江東 東陽町駅~江東高齢者医療センター~東大島駅に延長、全日運転に拡大

路線概要

atozl_110  東大島駅と門前仲町を結ぶ。と書くと、[門21](東大島駅~東陽町駅~門前仲町)と勘違いされそうだが、[門21]とは経路が異なる兄弟系統のような関係である。葛西橋通りから南砂町駅を抜け、近年の道路建設や開発が進んだ江東高齢者医療センターを一周して東陽町駅に至っている。
 東大島駅では大島口側にある駅前のバスターミナルから出発する。すぐに左折して番所橋通りに入り、通りの名になった番所橋を渡る。江東区内は網の目のように運河が非常に発達しており、その目的は江戸時代に江戸まで物資を運ぶための水路として用いられていたものであり、出入りする船の関所として番所が設けられていたことに由来する。
旧中川、そして中川の土手に沿った道をバスは走っていくが、東大島に近いエリアでは土手と道路の間には住宅やマンションが立ち並ぶ。海抜ゼロメートル地帯ということで土手がそびえていることもあり川沿いを走っているような印象を受けないが、葛西橋付近では、昔ながらの船宿の姿も見かける。
番所橋通りの南端近く、清洲橋通りとの交差点でバスは清洲橋通りへ右折、旧葛西橋の交差点でもう一度左折して南へと向かう。このあたりで東陽町駅行きといえば[亀21]があるが、東砂6丁目の先にある葛西橋西詰交差点を曲がって葛西橋通りに入るところで[亀21]と別れる。葛西橋通りを営業運転する都営バスは非常に少なく、[門21][木11]がわずかに走っているに過ぎなかった。東部はすぐ北側に元都電通りである清洲橋通りが並行、西部は南側に幹線の永代通りが並行していることもあるためだが、幹線道路ながら都営バスの影が薄い通りである。
イオンなどの商業施設が集まるトピレックプラザを過ぎ、南砂6丁目交差点を左折して丸八通りへと曲がり、[亀23](亀戸駅~江東高齢者医療センター)と並走して南砂町駅に到着する。
ここから東陽町駅までの経路は永代通りに出て東陽町駅を目指すだけ……と思いきや、江東高齢者医療センター・SUNAMOの一角を余分に一周する。このループ部分は停留所設置場所の都合で、東陽町駅発・東大島駅発ともにる停留所停車順が同じとなっているのが特徴である。
東大島駅発の場合、南砂町駅入口交差点を直進して南砂町駅入口に停車、道なりに進み江東高齢者医療センターに到着する。当初は医療センターへの利用者が主立っていたが、近年はマンションの数も増え医療施設の向かい側にショッピングセンター(SUNAMO)が完成したため、この利用客も見られる。江東医療センター交差点を永代通り延伸区間へ左折し、江東高齢者医療センター入り口、再び南砂町駅入口に停車するが、こちらの南砂町駅入口は永代通り延伸区間上にある。ここからは西に進み、明治通りとの交差点を直進し、東陽町駅へと到着する。東陽町駅に到着するとバスは折り返しのため、東陽操車所へと入っていく。

歴史

平成19年に開業した新しい路線である。元々は東陽町駅から江東高齢者医療センターの短距離アクセス路線として開業した。亀戸駅・南砂町駅からは[亀23]が先行して開業していたが、二番目の足として、日曹橋以東が新たに開通した永代通り経由での開業である。片道2km弱の路線で、平日昼のみ30分間隔で同じ車が行ったり来たりするという設定で、車輛も古参のノンステップ車が充てられることが多かった。
 それが、平成21年4月の改編で突如南砂町駅経由で東大島駅まで延伸された。おおむね1時間に1本程度の運転と本数は減ったが、土休日も運転されるように拡大したのも目新しい。南砂三丁目みどり団地~東砂六丁目では今まで都営バスの設定されていなかった葛西橋通りを走るのもこの路線の独自のポイントと言える。葛西橋通りのジャスコ前に「トピレックプラザ前」停留所が新設された(後に江東図書館入口に改称)。東陽町方面への足は概ね [門21][亀21]でカバーされており東大島・番所橋通り方面から江東高齢者医療センターへの足としての要望があったのだろうか。
 既存の路線網の隙間を埋めるような設定なので、どうしても本数が増える方向にはなりにくいのかもしれないが、葛西橋通りなどこの路線の独自性を活かして頑張ってほしいところだ。

toeibus.com
都営バスの"非公式"総合ファンサイト。

※趣味的な事柄に関する現場(営業所等)への問い合わせは
 業務の大きな迷惑になりますので、お止め下さい。
Return Top