都営バス資料館

草24

[草24]←分割[亀24]

担当営業所

臨海支所

運行区間

系統 区間 距離 備考
草24 東大島駅~西大島駅~亀戸駅~太平3~本所1~(吾妻橋)~浅草寿町*1 8.722/8.728km
折2 東大島駅←西大島駅←亀戸駅←太平3←本所1←(駒形橋)←浅草寿町*1 8.498km 最終
折3 亀戸駅~太平3~本所1~浅草寿町*1
出入3 船堀駅~宇喜田公園~西葛西駅~中葛西7~臨海車庫(臨海22)
*1休日の昼間は亀戸駅~亀戸四丁目間をプロムナード迂回

年表

系統 年月日 営業所 距離 概要
亀24乙 S53.12.21 葛西 8.362/8.338km [亀24]を分割、東大島駅~亀戸駅~浅草寿町を[亀24乙]とする
亀24乙 H11.12.1 葛西 8.722/8.498km 東大島駅のバスターミナル移設のため一部経路変更
草24 H14.5.30 葛西 ** 亀24乙を草24とする
草24 H16.4.1 臨海 *** 臨海に移管、はとバスに運行を委託
草24 H19.4.1 臨海 8.722/8.728km 休日最終1本を除き、往復とも吾妻橋経由に変更

路線概要

 浅草から亀戸駅を経由して東大島駅までジグザグに結ぶ。分割元の[亀24](亀戸駅~葛西橋)は。通し運転以外に、浅草寿町~亀戸駅の折返が存在する。
東大島駅の大島口側から出発し、番所橋通りから新大橋通りへと左折して西へ進んでいく。亀戸駅までは元々は同じ系統だった[亀24]と経路が重複しており、
補完し合う関係にある。西大島駅前で新大橋通りから明治通りへと北上し、京葉道路との交差点を過ぎて総武線のガードを抜けると亀戸駅に到着する。亀戸駅を貫通する系統は今では[草24]のみで、乗り通す乗客も目立つ。
亀戸駅前を出発すると明治通りを北へ進む。通りの両脇には亀戸十三間通商店街が形成されており、毎週日曜日には今も歩行者天国が実施されている。
その場合、[草24]は亀戸駅前を出発するとすぐに左折して亀の像のある駅前公園の道を進み、第一亀戸小学校横を右折して北上し、左折して蔵前橋通りへと合流する。この場合、亀戸四丁目は通過となる。
 藤で有名な亀戸天神社の前を通る。隣には元祖くず餅の船橋屋の本店。イートインコーナーもあるのでくず餅やあんみつがお店でもいただける。
横十間川を渡ると左手に精工舎工場跡に建てられた商業施設「オリナス」が見えてくると、四ツ目通りとの交差点を右折して太平三丁目となる。しかし四ツ目通りを進む区間は短く、すぐに横川交番前を春日通りへと左折する。ここから本所一丁目までの区間は[草24]だけが走行する単区間である。
横川橋停留所の東大島駅方向前には日本たばこ産業の生産技術センターがあり、隣接した敷地内には以前渋谷にあった「たばこと塩の博物館」が構えている。本所一丁目の交差点を右折して清澄通りを北上し、駒形橋のたもとにある五叉路を首都高下の隅田川沿いを進む。途中のリバーピア吾妻橋は[草24]専用で、他系統が停まる同名停留所とは違いひっそりしている。
例の「炎のオブジェ」で有名な建物を目の前に吾妻橋東詰交差点を左折し、吾妻橋で隅田川を渡ると浅草地区。雷門交差点から先はループ区間となり、交差点を左折し雷門を背景にバスは進む。
駒形橋西詰交差点を右折し、道の反対側にセブンイレブンが見えてくると、終点の浅草寿町である。

ここでバスは時間調整の後、寿四丁目交差点を右折し国際通りを僅かに走ると、雷門一丁目交差点を右折する。他系統の停まる「浅草一丁目」は通過するのが面白い。雷門手前の浅草雷門から多くの乗客が乗ってくる。雷門前で浅草行きの経路と合流して吾妻橋を渡り、亀戸方面へと向かう。

歴史

昭和53年の都営新宿線開業時に[亀24](浅草寿町~新葛西橋:当時)を分割した片割れが[亀24乙](浅草寿町~東大島駅)である。[亀24]本線の歴史については。
 その後長らく変化がなかったが、平成に入ってから本数は減少傾向にある。平成初期は平日70往復、休日69往復あったのが、平日を中心に本数が減少し、平成11年1月改正で平日51往復、土曜60往復、休日64往復となった。土曜・休日が多いのは観光地の浅草や亀戸天神を抱える系統ならではと言える。

 平成14年4月改正ではさらに全日とも削られ、昼間に運用効率化で浅草寿町~亀戸駅の折返し便が誕生した。そして5月には[亀24乙]を[草24]と改番した。同時に改番した[錦28乙]→[平28]や、前年の[平23乙]→[上23]とあわせ、旅客にとって分かりやすい系統番号の細分化と言える。このため、[亀24]名義で浅草寿町~亀戸駅の折り返し表示があったのは僅か1ヶ月の間だけだった。
 平成15年3月改正では浅草寿町~東大島駅の通し便の割合が再び増えたものの、同年11月の改正で逆に昼間の多くの便が亀戸駅折り返しとなり、直通か分断かで迷走気味である。本数もさらに削られた。そのままのダイヤで平成16年度からはとバス委託(臨海移管)移管され、[亀24]とは所管が離れ離れになった。
 平成20年春の改正で、土曜休日は夜間の一部を除き全便東大島駅までの通し運転となり、全体の本数はまた減ってしまった。

 これ以降は大きな本数の変化もないが、20~25分間隔というのは便利に使うにはやや寂しい本数だ。平成27年度の乗客数は1,893人/日、営業係数は148と赤字が目立つ。

駒形橋経由

 かつての[草24]は浅草地区を横倒しにした8の字のような経路で、吾妻橋→浅草雷門(雷門前)→浅草寿町→浅草雷門(雷門脇)→駒形橋と走っていたが、平成19年5月に浅草発も吾妻橋を渡るように改めた。駒形橋は渡る定期路線がなくなるため、休日ダイヤの最終1本だけ従来と同じ経由にしている。浅草行きは駒形橋に停まるが吾妻橋を渡り、浅草発は駒形橋を渡るが駒形橋には停まらないという具合だった。停車停留所が変わるわけではないので、時刻表を見ても駒形橋経由便を見分けることはできない。道路工事の影響で、最終発も吾妻橋経由で運転する場合もある。
 なお、三社祭やサンバカーニバル等の浅草地区通行止めの際に吾妻橋を通る各系統が駒形橋に迂回となるため、駒形橋を渡る都営バスを見ること自体は難しくない。

花火規制・マラソン規制

 毎年7月に行なわれる隅田川花火大会での交通規制で影響を受けるが、平成12年の葛西の幕交換で「亀24 本所四丁目」の表示が用意された。ただしこの表示は平成13年に使われたのみで、平成14年の幕交換以降は「草24 本所四丁目」表示になった。
臨海移管後も引き継がれ、さらに東大島駅発着に加えて亀戸駅発着の表示も用意された。亀戸駅~浅草寿町は灰色地の幕になっているが、本所四丁目行きについては白地のままとなっている。ただし、土休日の亀戸駅発着が日中なくなったため、現在は東大島駅発着の表示のみ使われている。
 隅田川花火のときは本所四丁目の一般車通行止め区間で路上転回となるが、東京マラソンのときは隅田川までもっと近づけるため東駒形一丁目止まりとなる。こちらは方向幕にはないLED専用表示となって
おり、[都02]が平日朝だけ使う本所一丁目の折返専用停留所で折り返していく。

東大島の操車所

 東大島駅に到着すると、時折ロータリーの奥の線路をくぐって回送で行ってしまう車がある。車庫に戻るわけでもなく、何だろうと辺りを探してみると新大橋通りをくぐった先の第三大島小学校近くに操車所がある。7~8輛は停められそうな大きさで、大島・小松川地区の再開発によって整備された敷地を使っている。隣に建つ建物は大島車両検修場で、地下には新宿線の車庫があることからも分かる通り、交通局向けの敷地を有効活用していると言える。
 元々は新大橋通り沿いにあった東大島駅ターミナルが休憩場所も兼ねていたが、平成11年の現ターミナルへの移転とともに使い始めたのだろう。現在は臨海の[門21][草24][両28]や江戸川の[錦28]がここを利用している。

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