担当営業所
早稲田営業所
運行区間・運行回数
系統・枝番 | 起点、経由地、終点 | 備考 | キロ程(往/復) | 平日 | 土曜 | 休日 | |||
→ | ← | → | ← | → | ← | ||||
早77-1 | 早稲田~東新宿駅(←新宿伊勢丹、歌舞伎町→)新宿駅西口 | 4.530/5.108km | 50 | 51 | 38 | 38 | 36 | 7 | |
早77-2 | 早稲田←東新宿駅←歌舞伎町←新宿駅西口 | 4.887km | 29 | ||||||
早77臨時 | 早稲田→(急行)→新宿駅西口(臨時) | 4.390km | ** | ** | ** | ** | ** | ** |
現在
年表
系統 | 年月日 | 営業所 | 距離 | 概要 |
4 | S21. 3.15 | 小滝橋 | *** | 新宿駅東口~早稲田が開通 |
4 | S22.12. 1 | 小滝橋 | *** | 新宿駅西口~新宿駅東口を延長 |
2 | S24. 6. 1 | 渋谷 | 4.359km | 1(現田87)系統を分割、渋谷駅~追分(現新宿伊勢丹)を2系統とする |
2 | S24.12. 3 | 渋谷 | 4.982km | 追分~新宿駅西口を延長 |
2 | S25. 9.18 | 小滝橋 | 7.403km | 4系統と統合、渋谷駅~早稲田に延長し2系統とする |
2 | S26. 6.15 | 小滝橋 | 9.115km | 渋谷駅~新宿駅西口~早稲田と新宿駅西口に寄り道するよう延長 |
2 | S30. 6. 1 | 小滝橋 | 9.210/ 8.935km | 渋谷駅付近をループ経路に変更?? |
2 | S31. 2. 1 | 小滝橋 | 4.510km | 早稲田~新宿駅西口に短縮 |
2 | S34.11. 1 | 小滝橋 | 4.260/ 4.510km | 新宿駅行きの経路を新宿駅東口経由から都電終点(現歌舞伎町)経由に変更 |
2 | S43. 9.27 | 戸山 | *** | 戸山支所に移管 |
2 | S46. 3.17 | 小滝橋 | *** | 小滝橋に移管 |
早77 | S47.11.12 | 小滝橋 | *** | 新系統番号化、早77とする |
早77 | S49. 9.22 | 早稲田 | 4.260/ 5.106km | 早稲田行きを早大正門経由に変更、上69と交換で早稲田に移管 |
早77 | H 4. 5.30 | 早稲田 | 4.390/ 5.106km | 新田裏(現日清食品前)→新宿5間の経路を新宿5交叉点右折から新宿5東交叉点右折に変更 |
早77 | H15. 6.18 | 早稲田 | 4.530/ 5.108km | 西早稲田←グランド坂下間を環状4号(甘泉園公園)経由とする |
路線概要
新宿駅西口から明治通りを介して早稲田に至る。主に新宿駅・伊勢丹から大久保・戸山・早稲田地区を結び、[池86]を補完していた。地下鉄開業前はかなり本数が多く走っており、大部分で地下鉄と並行するようになった現在でもそれなりの本数を保っている。
新宿駅西口バスターミナルを出発したバスは、大ガードをくぐって右折して新宿通りへ入る。以前は曲がってすぐの所に新宿駅東口停留所があったが、現在では[品97](新宿駅西口~品川駅高輪口)と同じアルタ前の停留所を使用している。新宿通りは、朝方は比較的スムーズに走り抜けるが、それ以外の時間帯は流れが悪く、酷いときは次の新宿伊勢丹前停留所まで20分以上かかることもある。
伊勢丹を左手に見て新宿三丁目の交差点を左折して新宿伊勢丹に停車し、多くの乗客が乗りこむ。ここからは明治通りを[池86]と並んで北上する。なお、新宿通りの歩行者天国実施中は、靖国通りを直進するため新宿伊勢丹には停車できない(後の項参照)。
日清食品前は、以前は新田裏という名称だったが、。新宿方向の停留所前に日清食品ホールディングス及び日清食品株式会社の東京本社があるために、同社の負担でバス停留所名が改称されたという。
日清食品といえば、日清パワーステーションという名を思い出す30歳代以上の方もいるだろう。1988年から1998年までの間、この日清食品本社ビルの地下にオープンした「食事もできるおしゃれなライブハウス」をコンセプトにしたライブハウスで、バブル期及び第二次バンドブームでMZA(エムザ)有明とともに人気が高かった。
明治通りを北上してきたバスは、馬場口交差点を右折して早稲田通りへとバスは進んでいく。
西早稲田交差点を[早77]は右へと曲がる。この先は乗り通しができない一方方向のループ区間となる。[学02]と異なり坂道を下った馬場下町交差点を直進、早稲田中学・高等学校の門前に[早77]の馬場下町停留所がある。[学02]とは離れているが、乗り換えの需要も特にないので問題ないのだろう。地下鉄早稲田駅へはここが最寄りとなる。
地下鉄早稲田駅の交差点を左折して片側一車線の細い道へ入ったところにも停留所があり、北海道で有名なスープカレーの店があるが、これは[早81]の馬場下町停留所で[早77]は停まらない。
さて、[早77]に話を戻そう。新目白通り方面に向かうと、早稲田鶴巻町西交差点の角に不思議な意匠をした建物が見えてくる。この建物はドラード早稲田(和世陀)というデザイナーズマンションで、「日本のガウディ」こと建築家の梵寿綱(ぼん じゅこう)氏がデザインした。建物の外装が奇抜なら内装の共有部分も独特の意匠であり、機会があれば不動産会社のウエブサイトに内装写真が載っているので見てみるといいだろう。なお、建物の1階部分は男性向け美容室が入居している。
早稲田鶴巻町西交差点から100mぐらい行き過ぎると[早77]の早大正門停留所に停まる。一応目の前に24号館の入り口はあり、大隈庭園の裏手に抜けられるが、[学02][早81]の早大正門停留所からは遠い。
前方に徳島ラーメンの店が見えてくると、バスは新目白通りへ左折し、リーガロイヤルホテルの先で終点となる。客を降ろしたバスはそのまま入庫する。
早稲田発は車庫から出庫、営業所窓口前の停留所から発車し、少しだけ都電と並走して左折し甘泉園公園に停車し、突き当りの西早稲田を右折して早稲田行きの経路と合流となる。