都営バス資料館

急行06

[急行06]

担当営業所

港南支所

運行区間

系統 区間 距離 備考
森下駅~門前仲町~豊洲駅~国際展示場正門駅~日本科学未来館 9.878/10.438km 土休

年表

系統 年月日 営業所 距離 概要
急行06 H17.7.17 江東 9.770/9.210km 森下駅~テレコムセンター駅が開通(急行)
急行06 H18.9.30 江東 *** 豊洲駅~国際展示場正門駅を豊洲埠頭(ゆりかもめ下)経由に変更
急行06 H19.3.26 江東 9.878/10.438km 森下駅~日本科学未来館(構内)に変更
急行06 H24.4.1 臨海 *** 臨海に移管、はとバスに運行を委託
急行06 H30.4.1 港南 *** 港南に移管

路線概要

 江東区の森下駅と日本科学未来館を南北に結ぶ土休日のみ運転の観光系統である。停車停留所はかなり絞られている。[急行05]と同じく土休日のみ運転だが、30分等間隔の分かりやすいダイヤとなっいる。森下駅を出ると、清澄庭園・門前仲町・豊洲駅・国際展示場正門駅…と停車停留所を極端に絞った急行らしい急行系統となっている。

路線紹介

日本科学未来館の構内からバスは出発する。都営バスの車内放送は「毎度、都営バスをご利用頂きありがとうございます。このバスは……」と流れるが、この路線は「本日はご利用頂きまして、ありがとうございます。このバスは森下駅前行き、急行江東区深川シャトルでございます。」と、観光路線らしく特別な文面になっている。
東京湾岸警察署交差点を左折し、ゆりかもめの高架下をしばらく進んでいく。温泉施設「お台場大江戸温
泉物語」が目の前に見えてくるとテレコムセンター駅前。同じく未来館発の[急行05](錦糸町駅~日本科学未来館)とは異なり、テレコムセンター駅までの途中停留所は通過となる。
ゆりかもめに沿ってパレットタウン前、国際展示場正門駅前と停車する。午後となれば乗客が多く乗車し、立客がでることも多い。
東京ビックサイト前交差点を左折し、定期運行路線では[急行06]だけが運行する区間へと進んでいく。車内放送でも最寄り施設案内としてガスの科学館「がすってなーに」や職業体験施設「キッザニア東京」が放送され、それが終わると「ここで、豊洲についてご紹介します」と、豊洲の由来等の観光ガイドが流れるのも観光路線バスらしい。
運行開始当初は荒涼とした景色だったが、年々開発が進みつつある豊洲埠頭エリア。話題の豊洲新市場や「がすってなーに」を過ぎれば、豊洲駅に到着。停留所間が長いからなのか、到着予告放送が流れるのも都営バスでは珍しい。バスは豊洲駅前の交差点を左折し、バスターミナルには入らず晴海通り上の停留所で客扱いを行う。
豊洲駅前を出発すると、次は門前仲町。停留所案内放送に続いて富岡八幡宮の観光ガイドが流れる。
[門19]の経路と同じく晴海通りを直進し、IHIを過ぎて日本ユニシスのビルが見えてくると右折して豊洲一丁目方面へ入る。そこからは都立三商前交差点を左折し、東京海洋大学豊洲キャンパスの敷地内を通る並木道を進んでいく。
突き当たりで清澄通りへ右折し、しばらく走ると門前仲町に到着。東京メトロ東西線や地下鉄大江戸線との乗り換えのため降車する客が目立つ。一方、 [門33]の急行便的な使い方で乗ってくる客もちらほら。
門前仲町を出発すると清澄通りを北上し清澄庭園前に停車する。清澄白河駅前の停留所は通過するため、半蔵門線との乗り換えも清澄庭園前でということだが、この辺も観光路線バスらしい停車停留所の選択だろう。
小名木川にかかる橋を渡ると程なく森下駅前。交差点を右折して終点となる。

歴史

観光振興を重点施策として位置づけた江東区が、区内の観光資源を活用した観光客誘致や活性化を目的として、交通局に運行を委託して開業した系統である。扱いとしてはコミュニティバス・しおかぜ([江東01])と同じであり、直接の運行費用のほか、並行する[海01](門前仲町~東京テレポート駅)から転移した減収分相当も支払われている。
開業は平成17年7月で、「深川シャトル」という愛称がつけられた。同時に[急行05]は「城東シャトル」と、合併前の旧城東区の名が付けられた。当初は方向幕の側面にも愛称が書かれていたが、LED化された今となっては目立たなくなっている。
平成18年9月には経路を豊洲埠頭経由に変更(停車停留所は変更なし)した。さらに平成19年3月には[急行05]とともに日本科学未来館構内発着となり、森下駅方面はテレコムセンターを経由するようになった。これ以降は路線に変化はないが、平成24年度にはとバス委託(臨海移管)となった。回送距離がかなり長いにもかかわらず委託となったのは、やはり収支が厳しいからだろうか。錦糸町駅か両国駅で総武線に連絡すれば乗客も増えると思うが、「江東区の系統」のため、森下駅という中途半端な起点になっているのももったいない。
目下、豊洲埠頭内には停留所がないが、移転延期で揺れる豊洲市場沿いには既にバス停の場所が用意されている。新たに停車するようになるのか、そしてオリンピックに向けて[急行06]は更に発展していくのか、注目のエリアを通るだけに今後の発展に期待だ。

出入庫とアルバイト

江東時代は森下駅~江東車庫を回送していたが、臨海に移管してからは出入庫で[錦22](錦糸町駅~臨海車庫)を使い、錦糸町駅~森下駅を回送としている。ただしハンドル時間の関係なのか、臨海車庫~森下駅を全て回送する運用もある。
1日中運行するのは4輛で、食入は江東車庫で行っている。これ以外に休憩で車が減る分の補完で1往復だけ[急行06]をアルバイト運用する便が2輛分あるが、これらは臨海車庫~森下駅を往復とも回送している。

06急行

江東時代のLED行き先表示は「急行」が反転して二段で「急行06」という他と同じような系統番号の表示(下図、上)だったが、臨海移管後は前面だけ「06急行」という不思議な表示になった(下図、中)。既存の表示を使い回せば良さそうなものだが……。指定ミスではないのか、今も変わらない表示で走っている。なお、背面は江東時代から変わらず正しく「急行06」の表示を使い回している。

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