都営バス資料館

深川営業所

車庫の概要

 お台場・豊洲・銀座という、東京湾岸部の中心を担当する。所管路線数も車輌数も多く、出入りするターミナルも多岐に渡るが、現在は深川が独占する晴海埠頭や東京テレポート駅などが挙げられるであろう。また、東京駅を発着する系統数も現在では深川が最多である。

所管系統

系統番号 枝番 起点、経由地、終点 備考 キロ程(往) キロ程(復)
海01 門前仲町~枝川~豊洲駅~有明1~フジテレビ~東京テレポート駅 10.030 10.030
出入 深川車庫入口→有明1→フジテレビ→東京テレポート駅 平始発のみ 6.290
折返-3 豊洲駅→有明1→フジテレビ→東京テレポート駅 7.260
折返-1 門前仲町~枝川~豊洲駅~有明1 5.740 5.740
折返-2 豊洲駅~有明1 2.970 2.970
波01 東京テレポート駅~テレコムセンター駅~中央防波堤 5.340 5.238
豊洲01 豊洲駅→日本ユニシス→豊洲駅→キャナルコート3街区→豊洲駅(循環) 平朝夕のみ 4.500
折返-2 豊洲駅→日本ユニシス→豊洲駅→キャナルコート4街区 平朝夕のみ 3.500
折返-3 豊洲駅→日本ユニシス→豊洲駅→キャナルコート3街区 平朝夕のみ 2.990
折返-1 キャナルコート3街区→豊洲駅 平朝夕のみ 1.510
江東01 潮見駅→木場2→潮見駅→辰巳駅→辰巳中央→潮見駅(循環) 昼のみ しおかぜ 9.800
都05 -1 晴海埠頭~晴海3~勝どき駅~銀座4~東京駅南口 5.370 5.370
-1出入-1 深川車庫~東雲都橋~豊洲駅~晴海3~勝どき駅~銀座4~東京駅南口 早朝深夜のみ 7.310 7.310
-1出入-2 深川車庫~東雲都橋~豊洲駅~晴海3~晴海埠頭 本数少 4.780 4.780
-1出入-3 豊洲駅←晴海3←勝どき駅←銀座4←東京駅南口 平最終のみ 5.590 5.590
-2 東京ビッグサイト~有明1~勝どき駅~銀座4~東京駅南口 8.530 8.530
-2折返 有明1~勝どき駅~銀座4~東京駅南口 ★深夜13 7.100 7.100
-2急行 東京ビッグサイト→有明1→勝どき駅→銀座4→東京駅南口 平朝のみ 8.530 8.530
-2急行-2 東京ビッグサイト←有明1←勝どき駅←銀座4←有楽町駅 平朝のみ 7.810 7.810
-2急行-3 有明1→勝どき駅→銀座4→東京駅南口 平朝のみ 7.100 7.100
業10 甲-1 新橋~銀座西6~勝どき駅~豊洲駅~木場駅~菊川駅~とうきょうスカイツリー駅 12.770 12.940
甲-2 新橋~銀座6~勝どき駅~豊洲駅~木場駅~菊川駅~とうきょうスカイツリー駅 12.830 13.110
甲折返-1 新橋←銀座西6←勝どき駅←豊洲駅←木場駅 7.600 7.400
甲折返-3 木場駅~菊川駅~とうきょうスカイツリー駅 5.170 5.540
甲折返-4 新橋←銀座西6←勝どき駅←豊洲駅←木場駅←菊川駅 9.530
甲折返-5 勝どき駅→豊洲駅→木場駅→菊川駅→とうきょうスカイツリー駅 9.750
甲出入-1 深川車庫~豊洲駅~木場駅~菊川駅~とうきょうスカイツリー駅 8.830 9.200
甲出入-2 新橋~銀座西6~勝どき駅~豊洲駅~東雲都橋~深川車庫 6.610 6.810
甲出入-3 新橋~銀座6~勝どき駅~豊洲駅~東雲都橋~深川車庫 6.780 6.870
甲出入-4 新橋←銀座西6←勝どき駅←豊洲駅←深川車庫 始発のみ 6.040
(20時以降、新橋~銀座4は外堀通り(銀座西6)経由から中央通り(銀座6)経由に変更)
木11 甲-1 木場駅→東陽町駅→新砂1→新木場駅→(循環)→新木場駅→東陽町駅 13.210
甲-2 東陽町駅~新木場駅(←新木場2、東千石橋→)若洲中央~若洲キャンプ場 平土のみ 8.720 8.870
甲-4 新木場駅(←新木場2、東千石橋→)若洲中央~若洲キャンプ場 平土のみ 7.620 8.170
甲-3 新木場駅(←新木場2、東千石橋→)若洲キャンプ場 休のみ 5.450 5.600
甲-5 東陽町駅~新木場駅(←新木場2、東千石橋→)若洲キャンプ場 休のみ 4.350 4.900
甲折返-1 東陽町駅→新砂1→新木場駅→(循環)→新木場駅→東陽町駅→木場駅 13.210
甲折返-2 東陽町駅→新砂1→新木場駅→(循環)→新木場駅→東陽町駅 11.990
甲折返-3 東陽町駅→新砂1→新木場駅→(循環)→新木場駅 8.720
甲折返-4 東陽町駅~新砂1~新木場駅 3.270 3.270
甲折返-5 新東京郵便局→新木場駅 1.630
甲折返-6 東陽町駅←新東京郵便局 1.640
甲折返-7 新木場駅→(循環)→新木場駅→東陽町駅 8.720
甲折返-8 新木場駅→(循環)→新木場駅 5.450
甲折返-9 木場駅→東陽町駅→新砂1→新木場駅→(循環)→新木場駅 9.940
陽12 -1 東陽町駅~豊洲駅~昭和大学江東豊洲病院
-2 東陽町駅~豊洲駅~市場前駅~水産仲卸棟~豊洲市場 平土朝のみ
-2 東陽町駅~豊洲駅~市場前駅~豊洲市場 平土のみ
-2 東陽町駅~豊洲駅~市場前駅 平土のみ
-3 東陽町駅~豊洲駅~市場前駅~フジテレビ~東京テレポート駅 土休のみ
錦13 錦糸町駅~住吉1~東陽3~豊洲駅~IHI~晴海3~晴海埠頭 9.630 9.450
甲折返-1 錦糸町駅~住吉1~東陽3~豊洲駅 6.350 6.390
甲折返-2 錦糸町駅→住吉1→東陽3→豊洲駅→IHI 7.010 6.830
甲折返-3 錦糸町駅←住吉1←東陽3 3.440
甲折返-4 東陽1→豊洲駅→晴海3→晴海埠頭 6.000
錦糸町駅~住吉1~東陽3~辰巳駅~東雲駅~深川車庫 8.420 8.460
乙折返 東陽1→辰巳駅→東雲駅→深川車庫 4.790
甲折返-5 東陽町駅~豊洲駅~昭和大学江東豊洲病院 3.830 4.030
出入 深川車庫~東雲都橋~豊洲駅~IHI~晴海埠頭 4.780
東15 深川車庫~豊洲駅~晴海3~勝どき駅~明石町~東京駅八重洲口 8.034 7.814
深川車庫→辰巳駅→豊洲駅→晴海3~勝どき駅→明石町→東京駅八重洲口 平土朝のみ 10.164
東16 東京駅八重洲口~月島駅~豊洲駅~有明1~東京ビッグサイト 8.600 8.820
折返-1 東京駅八重洲口~住友ツインビル 平朝夕のみ 1.650 1.660
折返-2 東京駅八重洲口~月島駅~豊洲駅 平朝夕のみ 4.200 4.420
折返-3 東京駅八重洲口~月島駅~豊洲駅~有明1 朝夕のみ 7.170 7.390
出入 東京駅八重洲口~月島駅~豊洲駅~深川車庫 ★深夜14 5.350 5.570
出入-2 東京駅八重洲口~月島駅~月島4~豊洲駅~深川車庫 5.830 6.390
出入-3 東京駅八重洲口→月島駅→月島4→豊洲駅→東雲都橋→深川車庫 ★深夜14 6.400
門19 深川車庫~東雲駅~辰巳駅~豊洲駅~豊洲1~門前仲町 6.500 6.280
甲-2 東京ビッグサイト~国際展示場駅~東雲駅~辰巳駅~豊洲駅~豊洲1~門前仲町 9.280 9.060
深川車庫~東雲駅~辰巳駅~豊洲駅~枝川~門前仲町 早朝深夜のみ 6.620 6.620
深夜13 有明1~勝どき駅~銀座4~東京駅南口 深夜のみ
深夜14 東京駅八重洲口~月島駅(←新月島公園、晴海1→)豊洲駅~深川車庫 深夜のみ

車庫の歴史

東陽町駅前にある都営住宅、そしてその向かいにある東陽操車所。ここが、かつての洲崎営業所だった場所である。かつては現在の業10の祖先である路線を営業していた城東バスの車庫として開設されたものだ。
 戦後は一旦江東の分車庫に落とされたものの、昭和24年の営業所格上げ後は交通不便な江東区南部を中心に路線を伸ばしていく。開設当時からの路線としては、[19][26][27]([門19][秋26][東21])が挙げられる。[26]は江東に、そして葛西に移管されたが、残りの2つは長い間活躍した。特に[東21](東京駅南口~築地~永代橋~東陽町駅~北砂7)は営業所の前を走る唯一の路線だったこともあったためか、本線と呼ばれていたようだ。さらに昭和28年には後の[橋14][業10]が相次いで豊洲地区に開通し、昭和32年には[東15]が東雲まで延伸された結果、直接山手線の駅と結ばれるようになった。
 豊洲・東雲地区の開発は続き、昭和35年には現在の東雲都橋の都営住宅のあった場所に東雲分車庫を開設した。それ以降も江東区の需要増加は続き、洲崎営業所では手狭になった交通局が目をつけたのが東雲の地である。ここに2つの車庫を集約して新たに営業所を作ることになり、当時の東雲鋼材置場・11号地の高速電車建設本部と隣接した13haの用地で、昭和43年に業務を開始したのが現在の深川営業所である。当時、他には経理部の倉庫がある程度で、後は文字通りの原っぱで、夜には羽田空港や東京タワーのイルミネーションが見える東京という名の別世界であったという。
 それも急速に発展が進み、鉄鋼団地などの工業地帯や、辰巳団地などの巨大団地群などが立ち並び、この地の輸送にあたった。しばらくはこのままで安定していたが、転機になったのは昭和63年の有楽町線新木場延伸である。月島・豊洲・辰巳と独占地域に駅ができ、[橋14][東18]といった旧来の路線は廃止され、[門19]も打撃を受けた。同時期に晴海通りの路線が都市新バス化され、新たに[都05](東京駅南口~晴海埠頭)が開通した。当時は晴海埠頭に見本市会場があって様々な催しが行われており、大きな需要があったためであろう。
 平成2年には芝浦にあった研修所が移転し、東雲庁舎が完成して営業所も少々移転し、整備工場と合わせて中心的存在の営業所となった。旧用地は、自動車用品のスーパーオートバックスに貸し付けている。
 そして深川ではこれ以降、有明・お台場の路線拡充に注力することになる。当初から通っていた[海01]をもとに、路線のバリエーションも増加した。平成8年には見本市会場が晴海から有明に移り、[東16]が開設されるとともに各種臨時急行バスが催し物のたびに運行されるようになった。平成12年の大江戸線改編時には総武線から200円でお台場へ行ける[急行05]が開通、今もなお好評である。りんかい線の全通で多少は整理されたものの、まだまだ頑張っていきそうだ。

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