都営バス資料館

井92・直行01

[井92][直行01]←[品91]分割

担当営業所

品川営業所

運行区間

系統 区間 距離 備考
大井町駅東口→青物横丁→都立産業技術高専→八潮パークタウン→東京工科専門学校→大井町駅東口 6.820km
折返-1 品川総合福祉センター→八潮パークタウン→東京工科専門学校→大井町駅東口
折返-2 大井町駅東口→青物横丁→都立産業技術高専→八潮パークタウン→八潮公園

年表

系統 年月日 営業所 距離 概要
直行01 H12.12.12 品川 2.670/3.280km 大井町駅東口~八潮パークタウン(急行)が開通
井92 H14.2.25 品川 3.540/3.280km 品91を分割、大井町駅東口~八潮パークタウンが開通
直行01 H20.4.1 品川 *** 大井町駅について、都立高専・東京工科専門学校・仙台坂上にも追加停車
直行01 H30.4.1 品川 *** 廃止、井92に統合

路線概要

atoz01_ページ_056_画像_0006  大井町駅東口と八潮パークタウンとを結ぶ。[品91]とは役割が異なり、八潮パークタウンから最短のJR駅ということもあって、団地路線に特化している印象
を受ける。その分、[品91]に比べると土曜・休日を中心に本数は多い。
 大井町駅東口の乗り場は昔から変わらず、品川区の総合区民会館「きゅりあん」の入るビルの前である。天井に歩行者デッキがあり薄暗いが、1Fには食品スーパーが入居し、2Fから上はかつて丸井が入っていたところにヤマダ電機が開店したため、比較的活気がある。このバス停も、本数も利用者も多いため、バスがいないときは常に待ち客がいるような印象だ。
 ロータリーを発車後、きゅりあんビルを一周して池上通りに合流し、仙台坂を下って左手に品川エトワール女子高(旧町田学園)を見ながら第一京浜・京急線と交差すると青物横丁。駅のすぐそばだが昔から「駅」のつかない停留所である。
 直進して北埠頭橋交差点で海岸通りに右折して合流すると都立八潮高校停留所で、ここで元々は一つの路線だった[品91]と同じ経路を走る。ここから八潮パークタウン島内までは[品91]と全く同じ経路となるため、そちらの項も参照のこと。
 八潮パークタウンからの帰りは同じ経路とはならず、産業技術高専から海岸通りに入らず直進する。「東京工科専門学校」停留所を過ぎると、まだ新しい仙台坂トンネルはもう目の前。トンネルを抜ければ、もうそこは仙台坂上停留所で、大井町まではすぐである。
 このように、行きと帰りで経路が異なっているが、八潮パークタウンから都立八潮高校へは[品91]があることや、青物横丁駅は東京工科専門学校で降りて3分程度歩けばすぐに着くため、それほど不便というわけではない。なお、平成14年までは[品91]仙台坂トンネル経由があって東京工科専門学校が両方向に設置されていたが、現在は大井町方面しか停留所が存在しない。
 以上は[井92]の話である。平成30年3月までは平日ラッシュ時のみ[直行01]も運行されていた。往復ともに仙台坂トンネル経由となる便で、大井町駅発は駅を出た後、八潮パークタウンの島内に入って品川総合福祉センターまで無停車となる。
 なお、大井町駅から八潮パークタウンへは、京急バスが[井12](大井町駅東口~立会川~八潮パータウン)を走らせているが減便続きで、1日10回(平成27年現在)と非常に本数が少なくなった。

歴史

 [井92]は[品91]が平成14年2月の改編で分割して誕生した系統である。そのため、それまでの歴史については[品91]の項も参照されたい。
 大井町駅~八潮パークタウンとしての独立した系統として運行を始めたのは平成10年3月の[品91]仙台坂トンネル経由の開通である。このときは往復とも仙台坂トンネル経由で朝に6本、夕方から夜にかけて11本が運行された。現在の[直行01]とは異なり、夕方だけでなく21時代まで運行していたのが違いである。
 平成12年12月の改編で「ダイレクトバス」こと[直行01]が開通したが、仙台坂トンネル経由は本数はそのままで残り、[直行01]も新たに平日朝夕に運行を開始した。この2つの違いは途中の仙台坂・東京工科専門学校・都立高専の3停留所に停まるかどうかの差だけで、ラッシュ時は2通りの停車パターンで運行していた。
 結局これでは分かりづらいのも当然で、平成14年2月の改編で整理され、一般便も含めて大井町駅行きは全て仙台坂トンネル経由になった。[品91]仙台坂トンネル経由は発展的解消を遂げたことになる。
 この時点では[直行01]の大井町方面は先ほどの3停留所を通過していたが、平成18年4月のダイヤ改正でこれらにも停まることになり、八潮パークタウン発で見た場合は全ての便が同一扱いになった。八潮側からは系統番号を分ける必要もなくなったが、一応今でも系統は分けて表示している。その前に、[直行01]という本線と関係ない系統番号を分かりやすくしたほうがいいと思うのだが……。
 [直行01]の行先表示は他の急行系統に準じて、系統番号の部分が橙色地という特徴的なデザインだった。当初は往復とも同じデザインだったが、このダイヤ改正以降は誤解を与えないように、八潮パークタウン発については一般系統と同じデザインになった。なお、大井町駅~大井町駅を一周する運用を基本とし、[直行01]と[井92]が八潮パークタウンで入れ替わる便は存在しない。ただし、この2系統は共通運用のため、大井町駅到着後の次の運用系統が替わることはある。

出入庫便

 早朝の出庫は品川総合福祉センター始発、夜間の入庫は八潮公園止まりとなり、そこから品川車庫までの区間は回送となる。ただし、全体として見た場合は、大井町駅東口~品川車庫を回送する運用が多くを占める。
 なお、[品91]と[井92]の分断後も、一日数本だけ大井町駅東口~八潮パークタウン~品川車庫のように[井92]と[品91]を通し運行する便が隠れて存在した。時刻表上は分からないが、そのまま乗り通し可能であった。しかし、これも平成20年のダイヤ改正で廃止され、八潮パークタウン島内で運転を打ち切って回送とするようになった。
 なお、八潮パークタウン止まりとなる場合は、島内を一周して八潮公園止まりとなる。以前は方向幕は本線の行き先の「八潮パークタウン」のまま、島内に入っても本線は「大井町駅東口」に変えるところを変えずにいることで島内止まりであることを示していた。平成20年の方向幕交換以降は「八潮パークタウン経由 八潮公園」と専用の表示を行うようになり、LEDも同様な表示になっている。

風変わりなCM

 停留所の案内に彩りを添えるバス車内放送のCMだが、平成25年頃に大井町駅東口到着前に流れるようになったのは風変わりなもので、「右手をご覧ください」といきなりバスガイドのようにアナウンスするものだった。ちょうどバス通り沿線にCMを流したカフェがあるためだが、運転手によっては微妙なタイミングを調節して、この放送が流れるところでちょうど店の前を通過するようにした人もいたとか。残念ながら1年ちょうどで車内広告は終了してしまった。

青物横丁止まり

 東京国際マラソン開催時は第一京浜が規制となるため、青物横丁止まりの設定があった。末期は専用のLEDも作られたものの、現在は東京マラソンに大会が再編されてこの区間の規制がかからなくなったため、今は幻となっている。

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