都営バス資料館

×王46

[王46]

担当営業所

巣鴨営業所

運行区間

系統 区間 距離 備考
王子駅~豊島五丁目団地~江北二丁目~押部(←加賀)~加賀団地
加賀←加賀団地
出入 王子駅~西巣鴨~とげぬき地蔵(草64)

年表

系統 年月日 営業所 距離 概要
王46 H15. 3.17 6.680km 王子駅~加賀団地が開通
王46 H18. 1.16 *** 宮城2~上沼田アパートを荒川土手経由から変更、鹿浜8~加賀団地を循環化
王46 H20. 3.30 巣鴨 *** 東京北部病院~上沼田中学校を西新井大師西駅経由に変更、巣鴨に移管
王46 H24. 4. 1 巣鴨 *** 王子駅~加賀団地を廃止(加賀団地の区間は[里48]に編入)

路線概要

atozg_276 王子駅と足立区の北側、埼玉県境近くの加賀団地とを結ぶ。終点の加賀付近は東武バスや国際興業のエリアで、都営としては後発で乗り入れた区間となる。
 王子駅を発車すると、[王40](池袋駅東口~西新井駅)等と同様にバス街道を進む。豊島五丁目団地の団地群が見えてくると右折、団地と都営バスの操車所を左手に見ながら豊島橋を渡り、宮城二丁目を過ぎると江北橋で荒川を渡る。
 [王40]や[東43]はここで左折レーンに入って荒川土手方面に向かうが、[王46]は直進してそのまま陸橋を降りる。この区間は都市計画道路補助91号線として近年整備が進んだ区間で、何となく新しいにおいのする道路だ。江北橋下停留所からは少し先に日暮里舎人ライナーの軌道が見え扇大橋駅も近いが、すぐに左に折れる。こちらも補助251号線として整備された道で、歩道も整備された新しい道路である。ここからは新日本観光自動車の「はるかぜ」(北千住駅~鹿浜五丁目団地)が並行する。
 沿線は都営アパートなどが建ち並ぶ住宅街で、再度[王40]の道路と交差する。なお、[王40]だと江北一丁目停留所が近いが、[王46]だと江北二丁目が交差点から幾分離れたところにあり、乗り継ぎは考慮されていないようだ。その後は左右の沿道に都営上沼田アパートの建物が続く。昭和30年代後半の団地建設時代の始まりに建てられた古い建物だが、老朽化で建て替えと再開発が進行中である。
 団地群を過ぎると中央分離帯が現れ、上沼田交差点で環七と交わる。中央分離帯には立体交差が作られる計画だが、まだその予定はないようだ。当初はこの交差点を直進していたが、平成20年3月から環七を右折して江北陸橋下で尾久橋通りを左折して日暮里舎人ライナーの下に入り、[里48](日暮里駅~見沼代親水公園駅)と合流して江北六丁目団地に停車する。
 江北六丁目団地を過ぎるとすぐに左折し、東京北部病院にて右折して加賀方面へと向かう。鹿浜八丁目を過ぎた後、加賀団地を通る区間は循環状の経路となっているが、この部分は現在も[里48-2]として運行中であるため、そちらを参照されたい。

歴史

 平成15年3月に誕生した新しい系統である。足立区の要請があったようで、北営業所で所管していた[急行03](池袋駅東口~豊島五丁目団地)の廃止と引き替えに、同営業所所管で登場した。当初は平日の朝夕のみの運転であり、また、補助91号が開通していなかったため、[王40]と同じく荒川土手を経由し、上沼田アパートから現在の経路に入っていた。鹿浜八丁目~加賀団地間は国際興業と同一場所にポールが建てられた。
 また、終点の加賀団地の区間は往復とも同一経路であり、都県境の加賀中学校入口・加賀などの停留所は通っておらず、加賀団地で終点となったバスは、そのまま通りを回送で直進し、足立流通センター周辺の道路をループ状に走って折り返しており、[里48]の足立流通センター終点の降車所の近くで待機する姿も見られた。
 また、[王40][東43]で朝の上り方面のみ行っていた江北橋下(荒川土手→宮城二丁目間)への迂回はこの系統でも行われた。経由しない便と区別するために枝番がつくが、今までの都営バスの慣例に従って[王46乙]となると思いきや、何と[王46-1]という番号となった。方向幕にまで「-1」が入るという具合で、隣接する国際興業的な付番になった。公式で数字の枝番が表示されたのは初めてではないかと思われる。
 平成16年4月の改正では、本数は少ないながらも毎日運転となり、昼間の運転も始まった。さらに平成18年1月には、補助91号線の開通に伴い経路が変えられて江北橋から直進して補助91・251号経由となり、同時に鹿浜八丁目~加賀団地は循環状にのうんこうなった。このため、始発最終は循環する部分で途中止まり・途中始発となり、加賀団地始発と加賀団地を過ぎて加賀止まりが設定された。最終のみ、方向幕の表示は「王46 加賀」というシンプルなものになった。これにより、江北橋下の停留所が新道に出来たため、江北橋下経由の設定も同時に廃止された。
 しかし、加賀地区には国際興業の[赤26](赤羽駅~舎人団地)や[川15](川口駅~加賀・皿沼)があり、さらに平成16年4月には新日本観光による足立区はるかぜの北千住駅~鹿浜五丁目団地が開業し、それぞれが[王46]より多い頻度でターミナル駅と結んでいた。昼間1時間に1本未満と本数が少ない上、王子駅では優位性を打ち出し辛かったと言える。平成20年3月には日暮里舎人ライナー開業時に、上沼田アパート~東京北部病院で江北六丁目団地(西新井大師西駅)に接続するように経路変更を行った。このとき、 [里48]の本数が大幅に減ることから車両数のバランスをとるためか[王46]は巣鴨に移管された。出入庫は[草64]名義で王子駅~とげぬき地蔵を運転することになり、古参車の方向幕車が入る姿も見られた。
 しかし、日暮里舎人ライナーへの乗り換え需要が多いとも思えず、乗客はあまり多いとは言えない状態が続く。平成24年4月の改編で、ついに王子駅を切り捨て、上沼田~江北の補助251号の区間もはるかぜに任せる形で廃止し、江北六丁目団地以北の部分のみ[里48]と合体させて生き残ることになった。せっかく開通させた区間ゆえ、加賀の部分まで切り捨てるのまでは行かなかったということだろう。

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