担当営業所
大塚営業所
運行区間
系統 | 区間 | 距離 | 備考 |
本 | 御茶ノ水駅~専修大学~錦町河岸~和田倉門~日比谷~虎ノ門 | (5.003km) |
年表
系統 | 年月日 | 営業所 | 距離 | 概要 |
46 | S27. 7.29 | 大塚 | 5.003km | 御茶ノ水駅~虎ノ門が開通 |
46 | S29. 9.20 | 大塚 | *** | 御茶ノ水駅~虎ノ門を廃止 |
路線概要
御茶ノ水駅から虎ノ門を南北に結ぶ。御茶ノ水駅から駿河台下に坂を下り、右折して靖国通りに入って神保町の古書店街を通り抜ける。少し面白いのは専修大学で左折し、共立女子大の脇を通り、道なりに錦町河岸・神田橋と抜けていた部分だろう。
神田橋からは日比谷通りを南下し、日比谷~虎ノ門は虎ノ門で折り返す場所がないために大きなループを描いていた。日比谷公園を回り込むように、日比谷~田村町一丁目(西新橋一丁目)~虎ノ門~桜田門~日比谷と一周して戻っていたのである(どちら回りだったかは不明)。なお、御茶ノ水駅でどのように折り返していたかは定かでない。
歴史
2年しか存在しなかった系統であるため、資料が極端に乏しい。東京駅を無視するように都心を南北に貫通する設定というのは非常に珍しい。また、神保町から直接一ツ橋に向かわず、わざわざ専修大学・共立女子に寄っているのも何らかの意図があっての設定だろう。
日比谷周辺の循環部は、官庁街への連絡輸送としての設定と思われる。この系統が廃止されると同時に、国際自動車から引き継いだ官庁街連絡バス[62][63](東京駅乗車口~四谷駅循環、郵政省~茅場町)のほか、[46](四谷駅~代官町~東京駅降車口)も開通しており、(旧)[46]の神田橋以南はほぼ役割が重複しており、発展的解消を遂げたといえるだろう。
神田橋~専修大学の区間も、やはり同日に[65](東京駅乗車口~共立女子~飯田橋駅~護国寺~池袋駅東口)が開業しており、本系統の独自区間は何かしらの形で全て引き継がれている。そういう意味では、元々どのような意図で(旧)[46]が作られたのかが気になるところだ。