都営バス資料館

千住営業所

車庫の概要

 足立区を東西・南北に結ぶ路線を中心に、旧来からの荒川区を走る系統も担当している。縦横を結ぶ路線が多いという関係上、多数の路線が集まるターミナルはない。強いてあげれば足立区役所や北千住駅が該当するであろう。

所管系統(H30.4)

系統番号 枝番 起点、経由地、終点 備考 キロ程(往) キロ程(復)
草41 足立梅田町~千住桜木~町屋駅~三河島駅~鶯谷駅~浅草寿町 8.402 8.402
折返 足立梅田町←千住桜木←町屋駅←三河島駅←鶯谷駅 6.095
草43 足立区役所~千住車庫~三ノ輪駅~竜泉~浅草雷門前 平日のみ 8.410 7.980
折返-3 足立区役所~千住車庫~三ノ輪駅~竜泉~浅草寿町 土休日のみ 7.930 7.930
折返-1 千住車庫~三ノ輪駅~竜泉~浅草雷門前 平日のみ 7.010 6.580
折返-4 千住車庫~三ノ輪駅~竜泉~浅草寿町 土休日のみ 6.530 6.530
折返-2 千住車庫→三ノ輪駅 4.330
端44 北千住駅~千住桜木~熊野前~田端駅~駒込病院 6.895 6.895
出入 北千住駅~千住車庫(北47出入)
北47 -1 足立清掃工場~竹の塚駅~足立区役所前~千住車庫~北千住駅 9.685 9.685
-2 足立清掃工場→竹の塚駅→足立区役所→千住車庫→北千住駅 9.785
折返-1 竹の塚駅~足立区役所前~千住車庫~北千住駅 6.715 6.715
折返-2 竹の塚駅~足立区役所~千住車庫~北千住駅 6.815
折返-3 足立区役所~千住車庫~北千住駅 3.495 3.495
出入-1 足立清掃工場~竹の塚駅~足立区役所~千住車庫 7.590
出入-2 竹の塚駅~足立区役所前~千住車庫 4.620 4.620
出入-4 千住車庫~北千住駅 2.095 2.095
里48 日暮里駅~熊野前~江北6団地~足立流通センター~見沼代親水公園駅 10.810 10.990
折返 日暮里駅~熊野前~江北6団地 6.480 6.660
-2 日暮里駅→熊野前→江北6団地→加賀団地→加賀→江北6団地→熊野前→日暮里駅 17.960
-2折返1 日暮里駅→熊野前→江北6団地→加賀団地→加賀 9.470
-2折返2 日暮里駅←熊野前←江北6団地←加賀←加賀団地 9.580
王49 千住車庫~島根3~西新井大師~上沼田団地~北区神谷町~王子駅 雨降りダイヤあり 10.150 10.150
折返 足立区役所~島根3~西新井大師~上沼田団地~北区神谷町~王子駅 9.980 9.980
折返-2 足立区役所~島根3~西新井大師~上沼田団地~ハートアイランド東~王子駅 平日昼のみ 11.096 11.096
折返-3 江北駅~北区神谷町~王子駅 平日朝のみ 6.510 6.510
出入 千住車庫~足立区役所 1.400 1.400

基本データ

住所 〒123-0851 足立区梅田2-3-1
開設期間
交通機関 バス:千住車庫前(草43・北47・王49) 鉄道:[東武]五反野駅
基本配置 旧基本車種:三菱、旧合成音声機:クラリオン、旧次停留所機:レシップ

沿革

年月日 できごと
S10. 6. 2 千住自動車営業所が開所
S20. 6.16 戦災により、新谷町営業所を練馬営業所新谷町分車庫とする
S21. 4. 1 新谷町分車庫が営業所に格上げ(→南千住の項参照)
S47. 7. 2 庁舎建て替えのため、南千住分車庫を開設
S49. 5. 1 庁舎建て替え完了
S50. 5. 5 南千住分車庫を廃止、再び全機能を千住営業所に統合

歴代所管一覧

年月日 所管開始時の区間 所管開始 所管終了 備考
12→里22 三ノ輪車庫~亀戸駅 S20以前 S52.12.15 →移管(南千住)
13→草43 千住車庫~三ノ輪橋 S20以前 運転中
106 草加~東京駅北口 S22. 6.25 S46 .1.31 廃止
201 新橋駅~浅草寿町 S23.12.26 S24. 7.31 →統合13
118 川口駅~浅草~東京駅八重洲口 S24.11. 1 S46.11.20 廃止
30[2]→上48 千住車庫~昭和通り~新橋駅 S25. 5.10 S53.10.31 →短縮北48
72 西新井駅~小石川橋 S33. 5.15 S45. 3.20 廃止
521→秋47 東京球場~水天宮 S44.10.26 S49. 1.31 廃止
531→東40 東京球場~都庁前 S44.10.26 S50. 5. 4 →短縮草40
79[2]→王49 千住車庫~駒込駅 S45. 3.21 運転中
143甲→王30 王子駅~亀有駅北口 S45. 3.21 H15. 3.31 →短縮有30
143乙→王31 王子駅~綾瀬駅 S45. 3.21 H 2.12.19 廃止
4[2]→端44 駒込病院~北千住駅 S47. 7. 2 運転中
草40 千住車庫~浅草橋 S50. 5. 5 S52.12.15 廃止
北47 足立清掃工場~北千住駅 S50.10. 1 運転中
草41 足立梅田町~浅草寿町 S52.12.16 運転中
北48 竹ノ塚駅~北千住駅 S53.11. 1 S57.12.25 →統合北47
東22乙 東京駅北口~IBM箱崎ビル H 1. 4.10 H8. 3.29? →撤退(巣鴨)
里48 日暮里駅~足立流通センター H 2. 7.21 H18. 3.31 →撤退(巣鴨)
深夜急行 上野駅→春日部駅 H 2.12.10 H 6. 4. 4 →撤退(東武バス)
墨38 東京リハビリテーション病院~両国駅 H 3. 7. 1 H15. 3.31 →移管(南千住)
有30 足立区役所~亀有駅北口 H15. 4. 1 H18. 3.31 →移管(青戸)

車庫の歴史

 千住営業所は、交通局の事業拡張計画に基づいて昭和10年に開設された。他の郊外地域の営業所が陸上交通事業調整法で合併されて交通局のものになったのとは異なり、最初から交通局の所属であった。北千住まで早くから都電が来ていたこともあったのだろう。ただし、当時は千住車庫が路線の北限であり、そこから都心部へと結ぶ路線を主体としていた。
 戦後すぐから一貫して存在が確認できるのが、[12][13]。それぞれ現在の[里22][草43]である。特に後者は前述の都心とを結ぶという役割を担い、昭和24~48年までは浅草から先、浅草橋・日本橋・銀座経由で新橋まで結んでいた。
さらに昭和22年には東武との相互乗入として[106]が開通、草加から東京駅まで日光街道・中央通りを急行運転で走り抜け成功を収めた。以降の新規路線も、都心部と千住車庫以北を日光街道で結ぶ路線が中心となる。これは、昭和44年に開通した都電代替の2系統も変わりがない。
 このコンセプトが変化するのは、昭和45年に足立区を東西に貫く環七の開通で開設した[79]・[143]の2系統([王49]・[王30/31])である。逆に都心直通は渋滞の激しさや日比谷線と東武の乗入で価値が減少し、足立区の域内輸送へとシフトしていくことになる。昭和46年の[106]廃止でも、千住車庫から都県境の北保木間までは上野広小路からの[30]を延長して代替し、都内区間の輸送は都営バスが堅持した。これが後の[北47]となる路線で、一時期は大赤字に苦しんだが、今では千住の代表的な路線になっている。逆に総武線以南からは、昭和48年の[草43]短縮で撤退した(一時期[東22乙]を担当していたこともあったが……)。
 この時期に、千住営業所の建て替えが行われ、一部機能が南千住に移転した。都電車庫の跡地を使ったという点で、渋谷と青山の関係に似たものがある(→詳しくは南千住の項参照)。機能移転は昭和50年までに終了し、しばらくして生え抜き系統である[里22]を南千住の[草41]と所管交換し、ほぼ現在の路線の姿が出来上がった。
平成2年に巣鴨担当の[里48]を増発する際に千住も参入し、足立区を走るほとんどの路線を担当するようになった。平成8年には足立区役所が北千住から現地に移転し、立派なバスターミナルが造られ、近年のコミュニティバス開業や、環七を東西に結ぶ[王30]分割といった改編でますますターミナル化が進んでいる。

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