担当営業所
練馬営業所
運行区間
系統 | 区間 | 距離 | 備考 |
本 | 上井草駅~八成橋~都立家政~江古田2~目白駅~池袋駅東口 | 11.650km |
年表
系統 | 年月日 | 営業所 | 距離 | 概要 |
142 | S43. 9.29 | 練馬 | 11.650km | 上井草駅~池袋駅東口が開通、西武と相互乗入 |
142 | S46. 8. 1 | 練馬 | *** | 上井草駅~池袋駅東口を廃止 |
路線概要
池袋駅東口から目白駅・新青梅街道を経由し、上井草駅までをほぼ東西に一直線に結ぶ系統である。西武との共同運行路線となっていた。池袋駅東口~江古田二丁目までは現在の[池65]と同じである。
池袋駅東口の乗り場は[池65]と同じで、そこから目白駅・江古田二丁目に至るまでは全く[池65]と同じである。
江古田二丁目からさらに新青梅街道を西進し、鷺ノ宮四丁目で前項の[112]と分かれてさらに直進する。都立武蔵丘高校を右に見て杉並区に入り、八成小学校で旧早稲田通りと斜めに、井草駅からの道路(現環八)と交わり、井草森公園を過ぎたところで斜めに交わる千川通りに折れ間もなく上井草駅で終点となる。
歴史
昭和43年の開通と、民営の共同運行路線としてはかなり遅い時期の設定である。都電がバスへと代替されていき、大規模な相互乗り入れ系統が縮小傾向にある中で設定された。池袋駅~丸山一丁目(環七の手前)までは[池65]の枝線と全く同じ区間を走り、鷺ノ宮四丁目までは[112](新橋駅~鷺ノ宮駅)とも併走していた。開通が遅かったのは昭和40年代前半までは鷺ノ宮から先にバスが通れるような道路が存在しなかったためだろうか。
新たな需要を掘り起こすため、比較的短距離(それでも10kmあるが)の相互乗り入れを新たに設定してみたとも考えられる。当時も乗降客数が隣駅の上石神井の半分程度だった上井草駅の終点というのもやや中途半端な観があるが、いずれにせよ沿線から池袋駅にバスで出ようという需要は最早少なかったのだろうか。昭和44年の運行状況では60回とそれなりの本数だったが乗客は少なかったようで、3年も経たずに廃止されるという短命な系統になってしまった。